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「気がつけば読みたくなっている。」シリーズ三部作特別レビュー!!

2024年3月4日、東京台東区柳橋にある古本屋兼ひとり出版社である「古書みつけ」から、『気がつけば○○ノンフィクションシリーズ』第3弾、難波ふみ著『気がつけば40年間無職だった。』が発売されました。

今回はそれを記念して、これまで発売された3作品すべてをまとめてレビュー。〝気がつけば読みふけている〟各作品の魅力に迫ります!!

3月4日〝三姉妹の日〟『気がつけば○○シリーズ』三部作が出そろう!!

まずは役立つかどうかはわからない雑学を1つ。3月4日が〝三姉妹の日〟であることを知っていますか?

3と4で、サンシ、サンシマイというわけですね。……と、私が三姉妹の話を切り出したのは、昔懐かしキャッツアイの思い出トークで盛り上がりたいからではありません。

実は2024年3月4日、出版業界の片隅に新たな三姉妹が誕生したのです。

そう、この日は難波ふみ著『気がつけば40年間無職だった。』の発売日。これにて古書みつけが贈る『気がつけばシリーズ』の三部作(三姉妹)がめでたく出そろいました。

この記事ではじめて古書みつけの暖簾を潜られた方もいらっしゃるでしょう。そんな方のために『気がつけばシリーズ』について軽く説明しますね。

『気がつけば○○シリーズ』とは、浅草橋の小さな本屋『古書みつけ』が主催する『古書みつけ(気がつけば○○)ノンフィクション賞』の受賞作・応募作を書籍化したもの。

2022年8月31日締め切りで公募した、「第1回気がつけば○○ノンフィクション賞」において、166本もの作品が集まり、そのなかから選ばれた作品を書籍化してきております。

「可視化されにくい〝声なき声〟を発信する」「〝絶望に効く生き方〟を読者の方に提示する」

そのようなコンセプトのもと、これまでに、第1回の受賞作の忍足みかん著『気がつけば生保レディで地獄みた。』、さらに最終選考にも残らなかった作品を編集者と切磋琢磨することで出版にまでこぎつけた第2作目の畑江ちか子著『気がつけば認知症介護の沼にいた。』(昨年11月20日発売)を刊行してきました。「世に埋もれし新たなノンフィクションの〝才〟を発掘する!」という意気込みではじまった出版プロジェクトですが、我々古書みつけ編集部は思いがけず大勢の傑物と出会ってしまったのです。

さて話は変わりまして、3月4日は〝差し入れの日〟でもあるそうです。サ(3)シ(4)入れで差し入れというわけですが、今回は〝気がつけば三姉妹〟を読破した私、古書みつけの日替わり店主のひとりである及川の解説文を、粗品としてお届けしましょう。

この記事自体はいわゆる〝つまらぬもの〟でございますが、本家本元の気がつけばシリーズの各作品はどれも名作。面白く、そしてあなたの明日に役立つ活力を差し入れしてくれるでしょう。

忍足みかん著『気がつけば生保レディで地獄みた。』

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「気がつけば生保レディで地獄みた。若しくは性的マイノリティの極私的物語」
出版社:古書みつけ
著者:忍足みかん
価格:1500円+税
ISBN:978-4-9912997-1-1

 

『第1回古書みつけ(気がつけば○○)ノンフィクション賞』の栄えある受賞作である忍足みかん著『気がつけば生保レディで地獄みた。』

タイトルが示す通り、本書で取り上げられているのは「保険外交員」、俗に〝生保レディ〟と呼ばれる人々の世界。悲しい話ですが、「生保レディは枕営業をしている」という下世話な噂を耳にしたことがある方も多いでしょう。

ただ突き詰めて考えてみてみましょう。「生保レディ=枕営業」というイメージが流布している理由、それは〝保険の営業〟という仕事はノルマが厳しく、薄給であるからです。本書でも語られているように、〝月給9000円〟というにわかには信じがたい数字が、月々のノルマ達成具合では現実になる世界です。

さらに、「生保レディ=枕営業」というイメージは裏を返すと、それほどこの職業が過度に女性らしさを強調せざるをえない世界、あるいは男性にとって都合の良い女性がもてはやされる世界だとも言えます。主人公が就職した〝女性が働きやすい〟と喧伝される保険会社が、必ずしも〝女性が尊重される〟職場ではないことが本書を読むと歴然です。

また、本書では女性のみならず、LGBTQ+という幅広いセクシャリティ全般が大きなテーマとなっています。主人公もまた、LGBTQ+当事者のひとり。LGBTQ+フレンドリー企業を名乗りながら、セクシャリティに対する旧態依然という有様が、日々の激務とともに主人公のメンタルを蝕みます。大人になって社会に生きていると、知らず知らず清濁併せ吞みがちです。ただし、『気がつけば清濁併せ吞んでいた。』などという事態に慣れることができず、傷つきながらも結果的にその欺瞞を問いただす姿勢はノンフィクション作品の本懐だといえるでしょう。

『気がつけば生保レディで地獄みた。』は、日々悪戦苦闘する全国の新入社員の方々の共感も呼ぶ作品です。慣れない仕事と社風に苦しみ、死を間近に意識しながらも、〝新卒三年神話〟の呪縛に囚われているそこの新入社員の方、本書はあなたの呪いを解く一助となるかもしれません。お客や同僚に対する責任感とやさしさに満ちたあなたを力強く肯定しながら……。

「気がつけば生保レディで地獄みた。」2023年4月28日発売決定!

畑江ちか子著『気がつけば認知症介護の沼にいた。』

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「気がつけば認知症介護の沼にいた。もしくは推し活ヲトメの極私的物語」
出版社:古書みつけ
著者:畑江ちか子
価格:1500円+税
ISBN:978-4-9912997-0-4

 

畑江ちか子著『気がつけば認知症介護の沼にいた。』の主人公は、「介護職員」。この職業が生保レディと負けず劣らず激務の職業であることは言わずもがな。

勤務初日でいきなり、介護施設の利用者の方からウンチを手渡しされる〝洗礼〟からはじまる悪戦苦闘の日々。

その中で主人公の心の救いとなっているのが推し活です。主人公は乙女ゲームという女性向けの恋愛ゲームのヘビーユーザー。ゲームの中のイケメンキャラとの〝交流〟は、とくにコロナ禍の頃など主人公の精神を保つために必要不可欠なものとなります。

そして、主人公が推し活に励むことは、本書の重要なテーマにつながります。

それはズバリ、〝自分が自分であり続けること〟。認知症はかつての自分ではなくなってしまう病だとも言えます。本書でも、大ファンだった石原裕次郎への興味をまったく失ってしまった方、穏やかな性格をしていたのに人を怒鳴りつかみ合いのケンカをするまで変貌してしまった方が登場しますが、施設利用者の方々とのふれあいを通じて、50年後の自分に思いをはせる姿が印象的です。

自分は自分であり続けられるのか。今自分が好きなものを、これからも好きであり続けられるのか。

この問いは何かしらの趣味嗜好を持つ私たちすべてに突き刺さるでしょう。

もちろん、主人公は認知症という病をネガティブに捉えているわけでは決してありません。自分の職業に誇りを持ち、時にユーモラスな視点を交えながら施設利用者の方に寄り添う姿に、介護士とはかくあるべきと思わざるを得ません。

ただ不思議なのは、本書を読み進めていると、施設利用者の方々が認知症であることをつい忘れてしまうのですよね。その理由は著者=主人公の他者への平等かつ温かなまなざしのためでしょう。その良い例が、山本さんというTHE昭和のガンコジジイの施設利用者の方です。山本さんは病状もあってか、ひどい言葉で主人公を罵倒することもたびたび。しかし、本書を読んでいると、それだけでは語り尽くせない山本さんの〝本当〟の人間性、あるいは歩んできた人生の重みを何気ない描写からも感じてしまうのです。

冒頭でも述べたように、介護職も相当にハードな職業です。

本書でも途中で離職する同僚たちの存在に言及されていますが、と同時に、ただつらいだけの仕事でもありません。『気がつけば認知症介護の沼にいた。』は介護職の光と影を等しくまなざす良書なのです。

「気がつけば認知症介護の沼にいた。」2023年11月20日(月)発売決定!

難波ふみ著『気がつけば40年間無職だった。』

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「気がつけば40年間無職だった。もしくは潔癖ひきこもり女子の極私的物語」
出版社:古書みつけ
著者:難波ふみ
価格:1500円+税
ISBN:978-4-9912997-2-8

 

ここまで世間的に過酷とされる職業を取り上げてきた『気がつけば○○シリーズ』

ところが3作目に登場する作品では、一転して「無職」にスポットが当たります。難波ふみ著『気がつけば40年間無職だった。』

かつて安倍政権下で、〝再チャレンジ〟というスローガンが声高に喧伝されたことがありますが、40年間職に就かなかった女性の自伝的作品である本書では、ファーストチャレンジが遅れた者にはアルバイトという機会すらなかなか与えられない実情を改めて我々に提示します。

『気がつけば40年間無職だった。』は、主人公の幼少期の回想からはじまります。小学校時代の転校をきっかけに、徐々に不登校気味になり、やがて潔癖症が加速して行き……。不登校児に対する理解がまだ圧倒的に少なかった時代のことです。主人公の周囲の理解を得られない孤独感は計り知れないものだったでしょう。作中では簡潔に語られていますが、母親に包丁を突き付けられたり、父親から激しく折檻をされたりと、主人公の過ごした日々が壮絶なものであったことが窺えます。

しかし、本書は暗澹たる空気感に終始するわけではありません。

転機は三十路を過ぎてからの定時制高校への進学。遅咲きの高校生としての日々を迎え、主人公を取り巻く環境は明らかに好転します。

これまでのシリーズ作を振り返ると、『気がつけば生保レディで地獄みた。』では過酷な職場で自分らしく生きられない葛藤、『気がつけば認知症介護の沼にいた。』では過酷な職場でも自分らしさを見失わないための推し活が描かれていました。言い換えれば、もともと備え持つ自分らしさの喪失、あるいは堅持がテーマのひとつとして読み取れたわけですね。その点で、『気がつけば40年間無職だった。』は、〝変わって行く自分を肯定する〟ことがテーマの作品だと言えるでしょう。『気がつけば40年間無職だった。』は、年をとり、新しい挑戦をすることに臆病になりがちな私たちの背中を、やさしく押してくれる作品だと言えるでしょう。

また、作中に登場する担任などの〝嫌な人物〟も、その嫌な部分を緩和するようなユーモア溢れる筆致で描き出しているのも本書の魅力。未経験のことも多いだろう著者が、これからの自身の体験をいかに描いて行くのか。今後の執筆活動から目を離せません。

「気がつけば40年間無職だった。」2024年3月4日(月)発売決定!

第2回「気がつけば○○ノンフィクション賞」絶賛下読み中!!

2024年3月4日、古書みつけでは『気がつけば40年間無職だった。』の著者・難波ふみさんによる店頭販売がおこなわれました。

実は難波さん、古書みつけの日替わり店長のひとり。

そもそも彼女は、履歴書の学歴・職歴欄の空白を少しでも埋めるために定時制高校に進学したわけですが、その経験がめぐりめぐって、書店員に行き着いたわけですね(※就労ではないけれど)。

文章を書くということは、ただそれだけの行為によって、自分の中の〝何か〟を変えるものだと私は思います。難波さんが、『気がつけば40年間無職だった。』を執筆し、世に発表したことが彼女の今後の人生にどのような変化をもたらすのか、一緒に見守っていきませんか?

さて、今回紹介した『気がつけばシリーズ』三部作は、第1回「気がつけば○○ノンフィクション賞」の応募作から選出されたもの。現在古書みつけでは、第2回「気がつけば○○ノンフィクション賞」の応募作の中から最終選考に残す作品を精査中です。

はたして、『気がつけば○○シリーズ』は4作目は誕生するのか?

その発表まで、もうしばらくお時間を頂戴しますので、それまでの間しばしご歓談を……!!

文:ポリ(フリーライター)/「古書みつけ」毎週金曜店主)

装画および挿画は1弾、2弾と同じくなかむらるみ

ここからは、気がつけば○○シリーズの補足事項を記載しておきたいと思います。

まず、シリーズの装画&挿画を担当するのはイラストレーターのなかむらるみさんです。

ベストセラー書籍おじさん図鑑や東京新聞での連載など、独特のタッチに味があり、気がつけばシリーズの世界観を確固たるものにさせる最高の絵を描いていただいております。個人的にはおじさん酒場が大好物です。

「気がつけば○○」シリーズとは?

次に、気がつけば○○賞のルーツをご紹介させて頂きます。

そもそものはじまりは、約20年にわたって編集者として活動してきた伊勢が、気がつけば警備員になっていた。(堀田孝之/笠倉出版社)という書籍の編集を担当したことがきっかけとなります。

ある日、私の母校、日本映画学校時代の友人である堀田氏から、彼が綴ったという原稿を渡されました。そこには、ふだんは陽のあたらない職業である警備員の実情が、悲しみや憎しみを含みつつコミカルに描き出されていて、その筆力、表現力に魅了され、私はどうしてもこれを書籍化させたいと思い、様々な出版社に営業をかけることで出版化が決まった一冊でした。

個人的にはとても満足のいく本がつくれたと感じていて、可能であれば、これをシリーズ化できないかと考えました。

が、現実は甘くなく……。出版社が書籍に強い版元ではなかったり、営業やプロモーション不足など、イチ編集プロダクションができることは限られていて、広くこの本を伝えることができなかったこともあり、売り上げは芳しくなく、シリーズ化の夢は潰えてしまいました。

けれども、私のなかでは、エンタメとしてだけでなく、社会的にも意義ある一冊だったと思っていて、これからもそういった光のあたらない職業や人、生き方というものに耳を傾け、彼、彼女らの物語をたくさんの人に伝えたいという想いが強くなっていきました。

私たち映画学生の大先輩・新藤兼人先生の言葉にこういうものがあります。

「誰でも脚本家になれる。それは自分のことを書けばいい。誰よりリアリティーがある作品、傑作が書ける」

つまり、有名人でなくとも、世界中にいるどこかの誰か物語は、十分に1本の映画にもなりえる……。

そこに気がついたとき、気がつけば、「気がつけば○○賞」というお題が閃いていたのです。

たくさんの「気がつけば○○」を集めるにはどうしたらいいか? 答えは公募でした。そして、自らを出版社化するという道を選ぶことで、自分のやりたいことを実現させようと考えました。

2021年、事務所の1階に古本屋「古書みつけ 浅草橋」をオープンさせたことも、実は、このプロジェクトへの布石であり、『気がつけば生保レディで地獄みた。』の出版をもって、「古書みつけ」という出版社が産声をあげたのです。

そう、古書みつけ自体もまた、「気がつけば出版社になっていた。」であり、みつけの物語はこれからさらに綴られていくことになります。

そんな古書みつけの出版社としての想いを、以下の「古書みつけ宣言」に綴っていますので、ご一読いただけると幸いです。

【古書みつけ宣言】声なき声に耳を澄ませば……絶望に効く生き方

ベストセラー「日記シリーズ」に憧れて……

実は、「気がつけば○○」シリーズ創設のきっかけとなったものがもうひとつあります。

それは、三五館シンシャという出版社で発売されている、中・高齢者の職業体験を綴った「日記シリーズ」との出会いです。

大ベストセラーとなったシリーズ第1作目の交通誘導員ヨレヨレ日記 当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます(柏耕一)を皮切りに、以降の作品も出版するたびに軒並み好調な売り上げを誇るなど、書籍が売れない現代において目覚ましい勇姿を見せてくれています。

この出版社の活躍を見ていると、「出版不況って何?」という感覚にすらなります。

ちなみに、この作品は、〝老後2000万円問題〟のタイミングで発売されたこともあり、話題となって瞬く間にたくさんの読者のもとに届けられました。そして、その後、60代、70代の就業実体験を綴っていくことシリーズとなっていくのです。しかも、書くのはあくまでも本人で、三五館シンシャの代表である中野長武氏は、「いくら内容が面白くても、書けないという人の本は作りません」と、インタビューで答えています。このこだわりが数々のヒット作を生み出す要因となっていることは間違いないでしょう。

そう、以前から追いかけていたこの「日記シリーズ」を参考に、どうにか私が思い描く、新たなるノンフィクションシリーズをつくりだせないものか……。それを、ひたすらに熟考したことで生まれたのが、「気がつけば○○」でした。

とはいえ、ただただこの「日記シリーズ」を模倣するのでは、出版社を立ち上げる意味がありません。

そこで、「日記シリーズ」が60代、70代の就業実体験ならば(※今ではそういった枠も飛び越えております)、「気がつけば○○」は世代や職業にはこだわらず、あくまでも「弱者の叫び」を発信すること、これをテーマにシリーズ化にしていこうと考えました。

そして、イラストは、親しみあふれつつちょっぴり可笑しいテイストを醸し出せるなかむらるみさんにお願いし、表紙も「日記シリーズ」とは異なるテイストで挑戦してみることにしたのです。

「喜劇と悲劇は紙一重」とはよくいったものですが、マイノリティだからといって総悲観するのではなく、そんな自分の物語を悲しみや憎しみを内包しつつもコミカルに綴ってほしい、という願いも込めていたりします。

ちなみに、表紙をつくる際、私がデザイナーさんに注文したことは……。

「ヴィレッジヴァンガードに置いてありそうな表紙にしたい!」でした。

思えば、第1回気がつけば○○ノンフィクション賞の最終審査員をお願いした新井英樹先生の名作「ザ・ワールド・イズ・マイン」に出会ったのもヴィレバンで、そんな衝撃的な出会いも思い出し、ヴィレバン感を出してもらいました。個人的には、手作りのタイトルフォントがお気に入りです(※生保レディ、ヴィレヴァンで販売してほしかったのですが、まだそこまで届けられておりません)

ということで、憧れの「日記シリーズ」が、きっかけのひとつともなった「気がつけば○○」。

私たちとしては、「類書であっても類似書ではない」と考えておりますので、もし、この記事を見かけた書店員さんがいましたら、ぜひ、「日記シリーズ」と同じ棚に置いてもらえないでしょうか?

必ずや相乗効果が生まれ、どちらも手に取ってみる、というお客さんが増えそうな予感が、勝手にプンプンしております(笑)。

現に、生保レディや認知症介護は、「日記シリーズ」のお隣に置かれていた書店さんもあったので、古書みつけのメッセージをくみとってくれている書店員さんもいるのだなと感激いたしました!

生保レディのときからたくさん入荷してくださっている、「喜久屋書店松戸店」様の棚。いつもありがとうございます!

シリーズ3冊目となるので、今後は、ぜひ、3冊を同じ棚に並べていただけたらうれしいです。

著者に会える古本屋兼出版社

最後に、もうひとつお知らせを。

古書みつけは台東区浅草橋にある古本屋兼ひとり出版社です。古本屋のほうは、オープン当初からはスタイルが変わり、今では、〝本が好きな人、本に関する仕事をしている人たちが日替わり店主をつとめる〟古書店へと進化しております。

出版界を目指したいという学生の鈴木さん。読書をしながらのんびりと店主をつとめてくている。

「NIR IDENTITY & BOOK」というブックアイテムのブランドをもつAkaneさん。読書アカウントが大人気。

文学サロン朋来堂の親善大使のゆかちゃんまん。古書みつけのトークライブ配信のMCもつとめる。

古書みつけの2階にある編集プロダクション「株式会社伊勢出版」とつきあいの深い小川さん。フリー編集として様々な本を手がける。

 

同時に、気がつけばシリーズを出版する出版社でもあるため、著者たちも日替わり店主として店頭に立つ日を設けているのです。生保レディの作者・忍足みかんさんも発売直後から店頭で、自身の本を販売してくれていました。(※現在は月イチくらいでお越しいただいています)

「気がつけば生保レディで地獄みた。」の著者・忍足みかんさん。いつもは大好きなお描きをしながら店頭に立っている。

「気がつけば認知症介護の沼にいた。」の著者・畑江ちか子さんも、仕事の合間をぬって店頭に立ってくれています。月に1~2回ほど。

そして、発売の二週間前くらいからみつけの店番にトライしている「気がつけば40年間無職だった。」の著者・難波ふみさん。こういった形で〝お仕事〟をすることになるとは夢にも思っていなかったそうです。

ということで、古書みつけには、〝著者に会える古本屋兼出版社〟という新たなコピーも誕生しております。

みつけホームページのカレンダーにて営業日、店主がわかるようになっていますので、確認してから遊びに来てもらえたらうれしいです(※著者がいる日に訪れた方は、著者とトークするだけでなく、著者の本をその場で購入していただいたり、お気持ちで何か古本をご購入いただけたら喜びます←ここ結構大事)

古書みつけ営業カレンダー

取材大歓迎!

そのほか、気がつけば○○賞の関連記事まとめ

ということで、ここまでお読みいただきありがとうございました。

最後の最後に、気がつけば○○シリーズのこれまでの歩みなどがわかる記事をまとめさせていただきましたので、さらなる興味をもっていただけた暁には、これらの記事にも目を通していただけるとうれしいです。

公募開始の告知から、一次選考、最終選考を経ての受賞作決定、そして、最終審査員の皆さんからの講評という順番に記事をまとめさせていただきました。

古書みつけ(気がつけば○○)ノンフィクション賞/出版局からのメッセージ

『気がつけば警備員になっていた。』とは?/古書みつけ(気がつけば○○)ノンフィクション賞

気がつけば166もの応募原稿が届いていた。【古書みつけ(気がつけば○○)ノンフィクション賞】

決定!最終選考へと進むのは4作品【古書みつけ(気がつけば○○)ノンフィクション賞】

最終選考へと進む4作品を発表します【古書みつけ(気がつけば○○)ノンフィクション賞】

書籍化決定!166作品の中から選ばれた第1回目の受賞作品を発表します。

【講評】加藤正人(脚本家)/「第1回古書みつけ(気がつけば○○)ノンフィクション賞」最終選考

【講評】新井英樹(漫画家)/「第1回古書みつけ(気がつけば○○)ノンフィクション賞」最終選考

【講評】本橋信宏(著述家)/「第1回古書みつけ(気がつけば○○)ノンフィクション賞」最終選考

東京新聞に掲載!「気がつけば生保レディになっていた。」忍足みかんさんが新設文学賞受賞

祝!気がつけば発売2週間で重版出来決定!!

「気がつけば」という言葉について考えてみる。【ノンフィクション賞募集中】

第2回「気がつけば○○ノンフィクション賞」/原稿募集(締切:2023年12月31日)

気がつけば長大な記事になっていた。となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

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