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❇︎出版社、はじめます❇︎

古書みつけ 浅草橋は、4月より、「古書みつけ」という出版社としての活動も開始いたします。

出版社名は古書みつけ

当店のお店自体の名前は、「古書みつけ 浅草橋」ですが、出版社名は「古書みつけ」だけとさせていただきました。

とくに理由はありませんが、「浅草橋」まで入ると、出版社名的には「?」となるかなという、ただそれだけです。

むしろ、「古書」の冠があることで、出版社っぽく見られないというか、書店さんからしてみたら、「なんで古本屋が出版したものを本屋で売らないといけないんだよ」という、ツッコミにつながる可能性もあったりして……という懸念もあったのですが、当初から、古本屋をつくった理由の根本に出版業をやりたいという夢がありましたので、予定通り、「古書みつけ」でいこうと決めました。

それこそ江戸時代、かつての出版社は、出版物の制作から貸本屋や本屋の営業、さらには流通まで、とにかく本にかかわることならば何でもセットで運営していました。さすがに現代では規模感が大きい出版社にそういったことは難しいかもしれませんが、町の小さい小さい出版社ならば、「本にかかわるすべてのことをここから発信」みたいなことができるのではないかという考えがあり、そういうことも踏まえて、古本屋プロジェクトの第2歩目を踏み出すことにいたしました。

公募したお題である「気がつけば○○」をテーマとした作品のみを扱うひとり出版社。

紙の本が消えゆく時代、それでも頁をめくる喜びを残していきたい……。

そんな想いのもと、古書店×出版社から、本にまつわるあれやこれやを発信していきます。

【古書みつけ宣言】声なき声に耳を澄ませば……絶望に効く生き方

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