1. HOME
  2. お知らせ
  3. [結果発表]第2回「気がつけば○○ノンフィクション賞」は「受賞作なし」とさせていただきます。

[結果発表]第2回「気がつけば○○ノンフィクション賞」は「受賞作なし」とさせていただきます。

64本の応募があった第2回「気がつけば○○ノンフィクション賞」は、最終審査員の3人と協議を重ねた結果、「受賞作なし」とさせていただくことが決定いたしました。

最終選考に残っていた3人の作者たちを筆頭に、応募してくださった方々、公募の行方を楽しみに見守っていた方々にとっては、誠に残念な結果となってしまったのですが、現時点で、今すぐに「商業出版」として「書籍化」することができる作品はなかったという判断に至りました。

古書みつけの代表である伊勢が拝読して、これまでに歩いててこられた人生に感銘を受けた3作品を最終選考に残させていただきましたが、大賞者を出すことができなかったのは、私の、また古書みつけとしての力不足があったことも否めません。

さらには、応募者の皆様には締め切りを設けていたにもかかわらず、こちら側の発表が次々と遅れ、結果発表がここまでずれてしまったことで、応募してくれた方々、またそんな応募者を応援していた方々に対して不誠実な対応をとってしまったことを、この場を借りて謝罪させていただきます。

本当に申し訳ございませんでした。

「受賞作なし」について

漫画家の倉田真由美先生、脚本家の加藤正人先生、著述家の本橋信宏先生の御三方に最終審査をお願いしておりましたが、第1回目同様に、3人と話し合いを重ねた結果、今回の結論へと至りました。

「声なき声を拾って発信したい」、そういう思いで、立ち上げた企画ですので、今回最終選考に残った3作品は、私自身だけでなく、先生たちにとってもそう思えさせる「言葉」であることには変わりはありません。

ですので、皆様が必死の思いで書かれた「人生」そのものを否定しているわけではございませんし、できることならば、第1回目も含めてこれまで最終選考に残った作品は、すべて出版したいと私自身は考えています。

これまでに古書みつけは、3冊の作品を世におりだしてきました。いずれも好評はいただいておりますが、まだまだ多くの読者に届けられていないという現実もございます。

本来ならば、最終選考に残った作品から「受賞作」を出し、第4弾として出版していくべきなのですが、古書みつけとしての経営的な問題も絡み、前回以上に商業出版をしていくにあたってのハードルがあがっていることもまた事実です。

もちろん第4弾は出版したいと考えていますが、そういった背景も少なからず、「受賞作なし」の理由のひとつであり、まだまだ古書みつけの出版社としての力が足りていないのだと反省しております。

大風呂敷を広げておきながら、「受賞作なし」となってしまったことを深く受け止め、今後の活動に生かしていきます。

そういった背景以外の「作品」としての、最終審査員の方々の「講評」は、来週公開する予定です。

最後に、このたびは64本というたくさんのご応募をいただき、本当にありがとうございました!

皆様のこれからの人生に幸あらんことを願っています。

引き続きよろしくお願いいたします。

古書みつけ 伊勢

お知らせ

お知らせ一覧